STAFF INTERVIEW2022.03.01
トレンドを読んだ情報発信と、
スタッフの育成で店舗を活性化。
アルバイトから店長へステップアップ。
BRING 新宿店店長
大隅 麻以|Mai Osumi
- Profile
- 2019年、アパレルブランドの買取を行うBRINGにアルバイトとして採用されると「往復の電車でも商品の勉強を繰り返して」着実に力をつける。2021年から初の女性店長としてBRING 新宿店の店長に就任。公式Instagramで積極的に情報発信を行う。
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アクセサリーが
好きで、
アルバイトからスタート。どのような経緯で入社しましたか。
以前からストリート系が好きで、アクセサリーを扱う仕事に就きたいと思っていました。そこでシルバーアクセサリーの買取事業を専門に行うOneStyle(ワンスタイル)の店舗の面接を受けたのがきっかけですね。
それまでも接客の仕事をしていたのでしょうか。
以前に勤めていたのが、洋菓子店とスポーツジムで、どちらでも接客の経験がありました。人と接する仕事は好きで、STAYGOLDの物や人のつながりを大切にするカルチャーに魅力を感じていたんです。ただ、はじめは自分に自信が持てなくて苦労しました。
苦労とはどのようなことですか。
私に商品の知識がなくて、お客様の方が詳しいことが多かったんです。特にアパレルについては猛勉強するしかありませんでした。さらにブランドの歴史、製造法のこだわりなども知っておく必要があります。行き帰りの電車でもずっと調べ物をしていましたね。
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自分が成長し、
メンバーの成長も促す。勉強によって自信をつけたのですか。
はい、勉強の成果が出始めると、自分でも変化が分かるくらい堂々と接客できるようになりました。自信が顔に表れるのか、どんどん仕事も楽しくなっていきます。すると、ますます好結果につながって、掲げた買取金額や目標も達成するのが当たり前になるんですね。私に限らず、仕事に興味や関心を持って楽しく働いているメンバーは皆、活躍しています。
そのうちに後輩の育成も任せられたのですね。
そうですね。フレッシュなメンバーがどんどん加わるので、入社1年足らずの早い時期から後輩の育成を任せてもらえました。ただ自分の課題は努力で乗り越えられますが、道に迷っている後輩に対しては、どう寄り添えばいいか分からなかったですね。ようやく今は、その人の個性や成長スピードに合わせてサポートできるようになりました。
それぞれの個性に合わせるのは難しいのではありませんか。
さじ加減が難しいですね。社会人1年目のメンバーの育成には、大きな責任を伴います。つい、お母さんのようにあれこれ指示したくなるのですが、最初から解決方法を教えないように心がけています。自分の力で試行錯誤して「相談されてから力を貸す」方が成長につながると思うので。でも、簡単ではないですね(笑)。
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女性初の店長に就任。
店長になったときはどのように感じましたか。
そこまで気負いはありませんでした。店長になるまでにも同じ新宿店で店舗運営、人材のマネジメント、売上計画など任せていただける業務は着実に増えていたので「一層しっかりやるぞ」くらいの感じです。
店舗には何人いるのですか。
私の他に4名のスタッフがいます。みんなが成功体験を積み重ねて、成長を継続できるように考えています。もとは接客が苦手だったスタッフが、徐々に自信をつけてお客様の信頼を得られるなど成長の姿を見ると本当に嬉しくなります。
店舗の公式Instagramで独自の情報発信も行っていますね。
そんなに得意ではないのですが…BRINGに少しでも親しみを持ってもらえれば、足を運ぶきっかけになればと思って、力を入れています。定期的にお店からのライブ配信もしているんですよ。「ファン」になってくださるお客様を増やせれば自ずと来店数もアップしますね。
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活躍のチャンスは
無限に広がっている。今後のご自身の展望はいかがですか。
常に流行に敏感でありたいです。ブランド品やアパレルを扱う以上は、新作の商品が出てくるのは当たり前のこと。先ほどInstagramの話題が出ましたが、情報発信も流行がありますよね。新しい方法にもどんどん挑戦したいです。
「常に前に進む。過去のままで止まってはいけない」と日頃から自分にも言い聞かせています。新しく入ってくる仲間への期待を聞かせてください。
チャレンジ精神のある人にはどんどん加わってほしいですね。これから店舗の出店数も急速に増えていきますから、チャンスはたくさん広がっています。
ただ、現在のSTAYGOLDの成功事例を真似するだけでは足りないかもしれません。新しく専門性に特化した店舗を作るなど、アイデアと挑戦する気持ちを持っている方だったら早くから活躍できる環境は整っています。